【macOS不具合】USB Type-Cポートが使えなくなる不具合が発生する場合あり
最近、
MacBook Pro 2019モデルの
調子が悪いのに気がつきました。
充電してないのに
充電しているマークが表示される。
外部ディスプレイ表示できない。
USB Type-Cポートに接続しても
接続機器が反応しない。
単なるハードウェアの故障ではないようです。
原因と解決方法などを
詳しく見ていきましょう。
目次
Thunderbolt 3ポートの調子が悪い原因
最近発売した
T2チップを搭載したMacに
多く発生している不具合のようです。
きっかけは、おそらく定期的に行う
ソフトウェア・アップデートです。
アップデートした後に
不具合になるケースが多いです。
逆にアップデートしたら使える様になる
ケースもあります。
ちなみに
MacBook12インチでは不具合が
まったく発生していません。
T2チップとは
T2チップは
- セキュリティの強化(暗号化)
- セキュアブート
- SSDコントローラ
- オーディオコントローラ
- 画像信号プロセッサ
- HEVCエンコーダ
- マイクの管理
などを行い動作を快適にしています。
レベルの高い暗号化をリアルタイムに
行っていても他のパフォーマンスが高いのは
T2チップが担当しているからです。
また、T2チップのないモデルと比べて
HEVCエンコードのパフォーマンスは30倍になったと
2018年9月のApple Specialイベントで公開しています。
MacBook16インチの音響性能が
素晴らしいのはT2チップの恩恵です。
しかし、以前T2チップ搭載Macの
オーディオ問題がありました。
今も外部ディスプレイに表示がされない、
充電されないなど
USB Type-Cに関係する不具合があります。
今回もT2チップ搭載Macの不具合の可能性が高いですし、
そう指摘する方が多いのは事実です。
T2チップ搭載のMac
- MacBook Pro 16インチ2019
- MacBook Pro 15インチ2018年以降のモデル
- MacBook Pro 13インチ2018年以降のモデル
- MacBook Air 2018年以降のモデル
- iMac Pro
- Mac mini 2018年以降のモデル
- iMac 2020年以降のモデル
がT2チップを搭載いています。
ちなみに確認方法があります。
デスクトップ画面で
左上のアップルマークをクリック。
『このMacについて』の
『システムレポート・・・』の中の
『コントローラ』の項目で
T2チップを使っているか確認できます。
解決方法
解決方法として
- アップデート
- USB Type-Cポート数回抜き差し
- SMCリセット
などが挙げられます。
アップデートで改善する場合もある
不具合が出ていて
アップデートができる状態であれば
アップデート後に改善している場合があります。
アップデートが不具合の原因である可能性が高く、
最終的にはアップデートで改善する他ないのです。
ここ最近では改善のアップデートが
出されていますが完全に不具合なくなるまでは
進展していない様子です。
今後のアップデートに期待です。
USB Type-Cポート数回抜き差し
USB Type-Cポートに
接続機器や電源ケーブルを
抜き差しすると反応する場合があります。
これで改善する場合もありますが、
数日で同じ不具合が出る場合もあります。
それでも使える様になる可能性があるので
試す価値はあります。
SMCとは?リセットする手順
SMCとは
システム・マネージメント・コントローラの略です。
USB Type-Cポートの充電や残量の管理
(電源関係の管理)・冷却ファン管理・
各種センサー(環境光やフタの開閉)
などをコントロールしています。
今回、不具合が発生している箇所と
コントロール部分が重なっています。
SMCリセット手順(MacBook)
- Macをシステム終了する
- 電源ボタンを10秒間長押し、放す
- 数秒待ってから電源ボタンを押して電源を入れる
これで解決したか確認して下さい。
できない場合、下記に進みます。
- Macをシステム終了する
- controlキー
- optionキー
- shiftキー
を7秒間押し続け、
電源ボタンも長押しし7秒間続け、放します。
その後電源ボタンを押して電源を入れます。
デスクトップ型のSMCリセット手順
- Macを終了させ、電源コードを外す。
- 15秒待ってから、電源コードを直す。
- 5秒待ってから電源ボタンを押して電源を入る。
まとめ
T2チップは
- 暗号化でセキュリティアップ
- 処理を行いパフォーマンスアップ
などメリットは大きいです。
ただ不具合も発生しており
早急に対応したアップデートが望まれます。
ソフトウェアの問題で
パフォーマンスが低下する別の不具合も
発生しています。
そういったソフトウェア問題は
アップデートで解決しますが、
アップデートが来るまで待つ他ありません。
T2チップは最近の技術ですので、
改善を重ね熟成させる必要があるのでしょう。
T2チップが本当の意味で完成するのは
もう少し先になるのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうがございました。
関連リンクを貼っておきます、
良ければ見て下さい。
【2020年】MacBook Pro MacBook Airは用途で選ぶのがおすすめ!スペックや価格と同じくらい重要
【2020年おすすめ】MacBookを買ったら一緒に揃えたい周辺機器・アクセサリ紹介
“【macOS不具合】USB Type-Cポートが使えなくなる不具合が発生する場合あり” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。