【BluetoothでiOS・AndroidもOK】スマホの音楽を好みの良音(高音質)でイヤホン・ヘッドホンで聴く方法
今回はスマホで音楽を今よりも確実に良い音で聴く方法を紹介します(やや音楽マニアの方向け&初心者向け)。
結論から述べますと、自分の好みにあったイヤホンやヘッドホンやスピーカーを持っていれば、それだけでほぼ良い音の完成です。
極論は、利便性も音質も最高の『完全ワイヤレスイヤホン』があれば事足ります。
ですが、それはまだありません。
なぜなら、人によって音の好みが違うものです。
今現在、音質を調整する機能を持つイヤホンやヘッドホンはないからです。
この記事は、その日の気分や様々な人の好みに合わせられるシステムの作成の話になります。
また、これからの音楽はBluetoothが主流になってきています。
AndroidとiOSのBluetoothの接続規格の違い(それによる音の違い)
オススメのイヤホンの紹介などをしていきます。
【目次】
- 良い音で音楽を聴く為の準備
- 良い音を作るのはポータブルヘッドホンアンプ
- 良い音を再生するのはイヤホン・ヘッドホン
- 良い音で音楽を聴く第一歩に必ずしもハイレゾ音源は必要ない
- 音楽アプリはSpotifyがオススメ
- Bluetoothレシーバーについて
- まとめ
目次
良い音で音楽を聴く為の準備
良い音で音楽を聴く為に次の準備が必要になります。
①スマホで音楽を流す為のアプリ、②イヤホン・ヘッドホン、③ポータブルヘッドホンアンプ、④Bluetoothレシーバー(利便性からBluetoothにした方がオススメ、どの端末でもできるキーアイテム)です。
ちなみに④はなくても音的には良い音で聴けます。
しかし④があると劇的に外での操作や接続が楽になります。
また、iPhoneだったりイヤホンジャックがないスマホだと、別でライトニング端子の変換ケーブルや端子Cの変換ケーブルなどが必要になります。
④まで揃えるとスマホに線が付かないので普段使いも良いです。
③は馴染みのない方が多いと多いますので、まず説明します。
良い音を作るのはポータブルヘッドホンアンプ
ポータブルヘッドホンアンプ(略称:ポタアン)とは、
スマホで出力した音楽をポタアンを通す事で、音質を向上させたり好みの音に編集してヘッドホン・イヤホンに出力するモノです。
サイズは大小あり、機能や性能も様々です。
ヘッドホンアンプはTREBLE(高音)/BASS(低音)が調整できるモノが良いです。
Gain(出力)の調整ができるモノならより使いやすいです。
この辺りが調整ができるとイヤホン・ヘッドホンの良さを引き出せます。
オススメはFiioというメーカーの『E07K』やRHAの『Dacamp L1』(こちらは持っていませんが機能が良さげ)などが良いかと思います。
『E07K』は古い製品になりますが、逆に中古品が出回っているので1万円前後くらいで入手ができると思います。
約7年目の製品ですが、私は全然現役で使っています。
割と小さく108gと軽いです。
音の調整ができ、音に深み厚みが増しますが、こもりなども取れます。
調整でクリアにも重低音よりにもなります。
入力1端子で出力2端子(イヤホンジャック)です。
また、パソコンとUSBで繋げればより良い音で再生できます。
ポタアンは色々ありますので、直感で選んでも良いと思います。
本気で調べて選んでいくと時間をかなり消耗します。
個人的には調べている時が一番楽しいのですが。。w
良い音を再生するのはイヤホン・ヘッドホン
記事の初めにも書きましたが、極論は自分に合ったイヤホン・ヘッドホンがあれば完結します。
個人的にオススメなイヤホンの話になりますが『E2000』という商品名のfinalというメーカー出ている商品です。
特徴は、フラットでありながらも中高音が際立ちます。
低音も不足なく出るイヤホンです(ガッツリではない)。
見た目小さいですが、音の再生能力・表現力が大きいです。
フラットで自然なので聴き疲れし難くて、
聴けば聴くほどに愛着が湧くイヤホンです。
アルミを削り出して、アルマイトで仕上げているとの事で質感も高いです。
価格は4000円チョットですが、この音の仕上がりは相当スゴイです。
単体利用でも十分良いのですが、
味付けができるポータブルヘッドホンアンプと相性が良いと考えます。
E3000の方が盛り上がっていますが、こちらは低音よりの味付けが既にされています。
自分と好みが合えば単体利用はE3000が良いかと思います。
イヤホンは高価で高性能の方が良いと思っていたのですが、必ずしもそうではないです。
良い音は、イヤホン(ヘッドホン)・再生機やオーディオアンプのバランス大事な要素です。
また、自分に合った音を奏でるイヤホン・ヘッドホンが重要です。
良い音で音楽を聴く第一歩に必ずしもハイレゾ音源は必要ない
ちなみに話題のハイレゾ(良い音)を聴くためには、ハイレゾ対応のスマホやオーディオプレーヤーがまず必要になります。
それに加え、ハイレゾ音源(データが大容量)が必要です。
一般的には沢山の曲を聴きたい場合は大きな容量のストレージ(microSDCardなど)が必要でスマホに入れる場合は容量を圧迫します。
ハイレゾオーディオプレーヤーは一般的に音楽しか再生できませんし、価格も高いです。
だからこそ高音質が再生できる訳ですが。。
スマホは今や一人一台以上持っています。
今はストリーミング(データを保存しないで再生)で音楽を聴けるサービス(アプリ)もありますし、これから更に主流になるでしょう。
ハイレゾ音源と数値や波形などで比べると当然劣りますが、
体感的には良い音で聴けるレベルまできています。
音楽アプリはSpotifyがオススメ
Spotifyとは音楽アプリの事です。
無料プランで聴けます。
音質も良いですし、軽い登録(メルアド登録ありますがメールはほとんどこない)が必要だったと思いますが何より無料で使えます(広告ありとランダム再生になりますが)。
PC・タブレット端末だと無料で月15時間制限で有料と同じ機能を使えます。
ランダム再生でBGM程度で良い方は無料で十分です。
月額980円の有料プランだと曲が好きに選べたり、音質を選べます。
音質は上げると通信量も増えるのでご注意ください。
標準音質(96kbps)で1時間あたりの通信量は43MBです。
最高音質(320kbps)で1時間当たりの通信量は144MBです。
↓すいませんが余談です
『ちなみにハイレゾは最高音質の15倍くらいです。
更にちなみに標準音質から最高音質にしたら割とはっきり体感できると思います。
しかし最高音質からハイレゾは、言われなければ分からないくらいです。
320kbpsってストリーミングで再生できるのに割りにハイレゾ並みだと考えます。
個人差があるとは思いますが。余談終了』
有料プランだとダウンロード機能が使えますので通信量が気になる方は
WiFiでダウンロードして外で使うと良いでしょう。
無料プランだと音質は選べず自動になりますが、
最高音質にはならない仕様の様です。
ちなみに格安SIMのOCNモバイルのカウントフリー(登録ありの無料サービス)というサービスがあるのですが、
ミュージックアプリ(Spotifyなど主要アプリあり)や050通話サービス(IP電話)などの
通信は使い放題というサービスもあります。
自分のニーズに合ったサービスの組み合わせが見つかると生活が楽しくなりますね。
Bluetoothレシーバーについて
スマホとヘッドホン一式を切り離す為、Bluetoothを間に挟みます。
これによりスマホの使い易さが下がりません。Bluetoothレシーバーにマイク付きのモノを選べばハンズフリー通話もできます。
通信方式で違いがありますので下記を見て下さい。
Bluetooth仕様として『Bluetooth5.xx』などが記載されています。
以前は『Bluetooth4.xx』などで数値が高い方が新しいです。
もう一つ、対応コーデックというモノがあります。『aptX HD』『aptX』『AAC』『SBC』などがあります。
大切なのは、仕様よりも対応コーデックだと考えます。
Androidなら『aptX』、iPhoneなら『AAC』のモノを選べば、まず大丈夫です。
スマホとBluetoothレシーバーの組み合わせによっては『SBC』接続となり低音質で音ズレが体感できるほどの遅延があります。
今は『aptX 〇〇』と書いてあるモノが大きいデータをほぼ遅延なく送受信できます。
ここさえおさえればOKです。『aptX』と『AAC』の比較については、体感的にはほとんど差がないです。
更に上に、『aptX HD』というコーディックがあるんですが
データ転送量がCD音源以上で、『aptX』より少し良いと体感できると思います(個人差あり)。
オススメはオーディオテクニカの『AT-PHA50BT』です。
ワイヤレスヘッドホンアンプとなり、29gでありなが50mW+50mWの高出力まで対応。
『aptX』『AAC』のコーデック対応で価格は6500円前後。
本体にマイクもあるのでハンズフリー通話できます。
これももう店頭では見かけなくなりました。ネットで買うしかないです。
音量調整・曲の停止と再生・戻ると進む・曲名が分かる有機EL液晶・電源とロックがしっかりできます。
特に音量調整はダイアル式で直感的にできます。
ワイヤレスのヘッドホンアンプってほとんどないんです。
データの送信量や送信スピードが向上しているので盛り上がっても良い製品(ジャンル)だと思うんですが、今のところマニアの方はハイレゾプレイヤーに流れるんですかね。
上位クラスに『AT-PHA55BT』もあり、単体で使用&ヘッドホン・イヤホンによっては良いです(悪いイヤホンなどでは良さを発揮できない)。
実際、E2000で試用したんですが、『AT-PHA50BT』と比べて、良いです(当たり前ですが)。
イヤホンよりも、より出力の高いヘッドホン向けかなと思いますが、もちろんイヤホンでも全然使えます(最安で11000円ほど)。
1万円を超えると完全ワイヤレスイヤホンの上位機種レベルも手が届く範囲になるので用途によってはありくらいです。
良いイヤホン・ヘッドホンを既に持っているけど無線にしたいなど。
まとめ
ポタアンを使えば、一つのイヤホンでも音質の調整ができ、色んな音を楽しめます。
という一つの方法として見て頂ければと考えます。
音の特徴の違うイヤホンを色々持つのもありです。
携帯性で選ぶならポタアンがない方が身軽でコンパクトです。
今は『完全ワイヤレスイヤホン』が盛り上がっていて、
有名なところで言うとAppleの『AirPods』がありますね。
別メーカーの別製品ですが、あれの中にDAC(アンプ)が入っているモノもあります。
2020年以降、5Gの普及でデータ送受信のスピードと容量の大幅なアップが現実になります。
ストリーミングだけで今よりも更に高音質音楽が聴ける日が間近です。
余談ですが、サムネの写真は輪ゴムで組み合わせでかっこ悪いですねw
コードとバンドは新調しても良いなと思いました。
(バンドは付属のモノが出てきましたw)
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