AIR(武蔵野レーベル)イヤホンをBluetoothでワイヤレス化するケーブル MMCX端子対応【CP-BTR01/B】レビュー
武蔵野レーベル(musashino LAVEL)というメーカーの
「AIR」というワイヤレス イヤホン ケーブルの記事になります。
「AIR」はMMCX端子のイヤホンに対応しており、
この端子のイヤホンをBluetoothを使いワイヤレス化する製品となります。
この記事で使うイヤホンは、
SENNHEISER(ゼンハイザー)の
「IE 40 PRO」(独自同軸コネクタ)です。
このイヤホンはMMCX端子ではないですが、
「AIR」を使ってワイヤレス化して使っています。
この記事では「AIR」のレビュー、
MMCX端子以外で「AIR」を使用する方法など
紹介しています。
では、詳しく見ていきましょう。
目次
AIR(イヤホンのワイヤレス化ケーブル)がオススメの理由
武蔵野レーベル(musashino LAVEL)の「AIR」が
オススメの理由は、
①「MMCX端子のイヤホンのワイヤレス化」
②「マルチポイント接続」
③「有線接続可能」
④「AAC(iPhone)aptX HD(Android)対応」
という点です。
①「MMCX端子のイヤホンのワイヤレス化」
自分の好きなイヤホンが有線の場合、
外で使うと線が邪魔な時があります。
武蔵野レーベル(musashino LAVEL)「Air」を使えば、
MMCX端子のイヤホンはワイヤレス化でき、
特に外での取り回しが楽になります。
「Air」はMMCX端子対応ですが、
別売り変換ケーブルを使用すれば「IE40PRO」などの
「独自規格の端子」でも利用できます。
これについては、
下記の次の見出しで詳しく紹介しています。
①「マルチポイント接続」
マルチポイント接続とは2つのデバイスで
Bluetooth接続の登録ができる機能です。
例えば、
スマートフォンと
PC(オーディオプレイヤーでもOK)で
「Air」をBluetooth登録しておけば、
PCで音楽を聞きながら作業していても
スマホに電話やメールがきた時に
自動で接続が切り替わり
ユーザーが気づくことができる機能です。
デバイスを2つ運用している方は、
マルチポイント接続は必須機能と言えるのではないでしょうか。
②「有線接続可能」
付属のマイクロUSBケーブルを
使用することで
通常のイヤホンジャック接続を可能にします。
必要な状況としては、
PC・スマホゲームで遅延を極限までなくしたい場合や
充電が切れてBluetooth接続ができない場合があるかと思います。
③「AAC(iPhone)aptX HD(Android)対応」
iPhoneで使われている
AACというBluetoothコーデックに対応しています。
また、Androidで使われている
aptX・aptX HDなどのBluetoothコーデックにも対応しています
(ハイレゾ相当)。
対応デバイスであれば高音質・低遅延を実現できます。
AIR(武蔵野レーベル)はMMCX端子以外もワイヤレス化できる
武蔵野レーベル(musashino LAVEL)の「AIR」は
MMCX端子に対応しているイヤホンをワイヤレス化する製品です。
上記でも少し説明しましたが、
「変換ケーブル」を
イヤホンと「AIR」の間に入れる事で
ほとんど全ての規格の端子に対応できます。
例として、
「AIR」とお気に入りのイヤホン
(「IE40PRO(独自規格の端子)」)を繋げて、
使用できています。
接続は、間に変換ケーブルを入れるだけです。
〜余談〜
変換ケーブルは、
Bispa 「MMCX→IE40PRO」専用変換ケーブル MMCXF-MSOMJI40
を使用しました。現在、Amazonだと在庫切れ。
ビックカメラなどでは、まだ(2021年10月現在)購入可能です。
IE100PROなどの変換ケーブルもあるので
ほしい方は探してみるとあるかもしれません。
〜余談の終わり〜
「IE40PRO」は有線で使いたい用途もあるので
「AIR」を装着したまま有線接続ができるのは大きな利点です。
〜余談〜
イヤホンの根本にFinalの「イヤーフックTYPE B」を使っています。
これは線から外れないようにロックがついているので
外出中でイヤーフックが外れて紛失の可能性がほぼなくなります。
「シュアがけ」は、歩き聴きに適しているのでオススメです。
イヤホンが外れ難くなり、タッチノイズも少なくなります。
〜余談終わり〜
「AIR」(武蔵野レーベル)レビュー・感想
「AIR」(武蔵野レーベル)を使用してみて、
①「装着感は軽い(20g)でリモコンが便利」
②「ワイヤレスでも音質は◎良好、高音質」
③「バッテリ持ちは公称の時間くらい」
という感じでした。
①「装着感は軽い(20g)でリモコンが便利」
本体(イヤホン部は除外)は約20gでとても軽いです。
首に掛けるタイプですが、服の上からだと乗っているのが
何となく分かる程度の重さです。
装着した場合、
右側にリモコンになる部分がきます。
「再生停止」「音量の大小」「曲の戻りとスキップ」が
できるので操作はほとんどリモコンで済みます。
ちなみにマイクもこの部分にあるので
ハンズフリー通話ができます。
②「ワイヤレスでも音質は◎良好、高音質」
ワイヤレスでも有線と同じくらいの音質です。
厳密に言うと、おそらく
ワイヤレスでも付属のケーブルでのワイヤードでも
純正ケーブルや高性能ケーブルと聴き比べると
おそらく音質は劣化・落ちます。
この価格帯のイヤホンにおいて、
ほとんど音質の劣化が分からないくらいの性能、
そういう点で「Air」の高音質を体感しています。
この「Air」は、
Bluetoothのバージョン5に対応しています。
遅延はほとんどなく、
音質の劣化もかなり少ないレベルに押さえられています。
「IE40PRO」で使用した感じですが、
高温の伸びや、
キレのある低音はワイヤレスでも
有線と同じくらい表現されていました。
満足いく音質です。
また、ホワイトノイズはありません
(または分からない程度のレベル)。
③「バッテリ持ちは公称の時間くらい」
私はiPhone(AAC)と
「IE40PRO」で使用の環境で、
公称で最大再生時間が6時間なのですが、
6時間以上使えていました。
私の推測の話になってしまいますが、
aptXやaptX HDだと公称の6時間は持たない可能性もあります。
他の製品でも、よくある話なのですが
aptXは消費電力が大きいので公称の時間より下回るケースがあります。
音量の大きさやイヤホンによってもバッテリ持ちは変わってきます。
たとえバッテリが切れても有線接続できるのが
「AIR」の強みですね。
「AIR」(武蔵野レーベル)まとめ・余談
余談ですが、「IE40PRO」を使っている方で
純正イヤーピースだと刺さりが気になる方は、
FinalのEタイプというイヤーピースがオススメです。
私の場合は、刺さりが改善しました。
逆に「IE40PRO」のイヤーピースは
Finalの「E2000」につけて楽しんでいます。
現在「IE40PRO」は廃盤品で
後継機種は「IE100PRO」となります。
同じ価格・同じ性能で発売されている後継機種の製品です。
こちらもオススメのイヤホンとなります。
「IE100PRO」や「IE400/500PRO」であれば、
ゼンハイザーの純正でワイヤレス化するケーブルも売られています。
こちらは、「有線接続」や「マルチポイント」はありません。
「ケーブルの耐久性」が高いと記載があるので、その点や
純正の音作りや価格を見て純正品を使うのも良いと思います。
最近では数多くの完全ワイヤレスイヤホンが発売されています。
線が全くないのは、かなり便利ですね。
ですが音質的には、
まだまだ有線イヤホンの方が気に入ったモノが見つけやすいと思います。
「AIR」でワイヤレス化できると満足度が高いです。
「AIR」の様なタイプの
半ワイヤレス型は
バッテリがイヤホン部にないため、
Bluetooth化する部分を替えれば
お気に入りのイヤホンを
ワイヤレスで使い続ける事ができます。
完全ワイヤレスイヤホンにはできない利点ですね。
MMCX端子のイヤホンをワイヤレス化できる、
武蔵野レーベル(musashino LAVEL)の
「AIR」ワイヤレスイヤホンケーブル
の紹介記事でした。
ゼンハイザーの「IE40PRO」に
興味を持って頂いた方向けに記事のリンクを貼っておきます。
【イヤホンの名機】SENNHEISER(ゼンハイザー)IE40PROは殿堂入りクラス
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
〜Thank you for reading〜
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