【2020年AndroidとiOSスマホの比率・比較】AndroidとiOS、日本と世界のシェア率はどのくらい?

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最近のスマホはiPhoneもAndroidもよくできています。

違いはあるものの、どちらを使っても不便ありません。

 

特徴を言うならば、

  • 洗練されたデザインと高性能なハードウェアを乗せた高級なiPhone
  • 多くのメーカーから様々なスペック・価格が選べるAndroid

 

この記事では主にAndroidとiOSの日本と世界のシェア率、

その歴史的背景を踏まえつつ考察していきます。

 

この記事を読めば、

未来のシェア率や今後購入すべきスマホがわかります。

 

 

AndroidとiOSの日本シェア

2020年のAndroidとiOSの日本シェア率を見ていきましょう。

日本シェア

※データ参考先:Statcounter Global StatsというサイトのMobile Vendor Market Share Worldwideを参考に作成しています。

 

日本のシェア率は、

Androidが34%、iOSが65%、その他が1%となっています。

 

 

6割以上の方がiPhoneを利用しています。

世界的に見てもこれだけiPhoneをシェアしている国はありません。

世界で1番iPhoneを使用している国です。

 

アメリカでさえ、国内シェア率は55.2%で世界3位です。

ちなみに、世界で2位のシェア率はオーストラリアの55.6%です。

 

ここ10年の傾向としては、iOSは毎年平均で2%ほど増えきました。

一方のAndroidは2015年から横ばい状態です。

 

AndroidとiOSの世界シェア

2020年のAndroidとiOSの世界シェア率を見ていきましょう。

世界シェア

世界のシェア率は、

Androidが74%、iOSが24%、その他が1%となっています。

 

Android74%のうち31%はSamsung(サムスン電子)

というメーカーが占めています。

 

ここ5年間でAndroidは10%ほどシェア率を伸ばしてます。

iOSはここ5年間は横ばいで、わずかに2%上昇です。

 

日本と世界のシェア率を見ての考察

見ての通り、

AndroidとiOSの日本と世界シェア率やシェア上昇率は真逆です。

 

歴史的背景を振り返ってみます。

日本でスマホをみんなが持ち始めた2010年頃から

AndroidとiOSの競争ははじまっています。

 

2010年頃のスマホは、今と比べて完成度低く動作も不安定でした。

特にAndroidスマホはフリーズや再起動が必要なほどでした。

 

一方、iOSのiPhoneは割と安定していて

(簡単な操作方法なども人気の理由)Appleのブランドもあって、

あっという間に人気が広まっていったのを覚えています。

 

その結果、約2011年頃にはAppleはブランド的な地位になりました。

XperiaやGalaxyよりiPhoneが人気を集めています。

 

良くも悪くも価値観に変化がない結果

その結果、日本では『iPhoneは高価でも1番良いスマホ』という価値観

不動の地位を手に入れました。

その価値観が10年ほど変わらないまま2020年になったと考えます。

 

一方、Androidは2014〜2015年程からスマホの完成度が高まり、

動作の不具合はなくなり、

iOSよりもカスタム性が高く安価に入手できるので

世界で人気が集まり始めました。

 

価格と性能の変化に敏感な世界

価格や性能の変化よりAppleブランドが好きな日本の差が

シェア率に出ていると考えます。

 

今後、日本と世界で売れていくスマホ

世界では昔と違い、『ミドルスペックスマホ』でも十分実用で使えるので、

『安いスマホ』が1番の売れ筋になっています。

 

SonyのXperia ・SamsungのGalaxyは

早々にミドルスペックモデルを世界に投入しています。

 

その世界の流れ(シェア率)を見て、ついにAppleが動きました。
(動かざる得ない事態)

 

高スペック&高プライスを貫いてきたAppleのiPhoneですが、

2020年『iPhoneSE2』という安いiPhoneを投入してきました。

 

今までのiPhoneでは世界で戦えないと考えたのでしょう。

 

その『iPhoneSE2』 は日本で好調です。

Appleなのに安価でCPUはフラッグシップモデルのiPhone11Proと同じ。

当然、日本で売れています。

 

日本ではハイスペックスマホしか売られていなかったですが、

最近ではSIMフリーモデルのXperia(ミドルスペック)などもあり、

販売競争が激化していく事でしょう。

 

 

今現在の世界的なシェア率は

  1. Samsung(韓国)
  2. Huawei(中国)
  3. Apple(アメリカ)

がトップ3となっています。

その後も Xiaomi(中国)、OPPO(中国)が続き中国企業が伸びています。

 

正直、私は中国製の製品全般に対して『安いけど壊れやすい』などの先入観を持っています。

ここ数年の中国製スマホを見ていると『安い割に頑張っている製品』に少し変わってきました。

確実に品質が上がっています。

 

世界の大多数の方の価値観やスマホに求めている事は、

『価格>品質>ブランド』だと考えます。

近年の日本もその傾向になってきたと考えます。

 

そのニーズ(世界の人の価値観)が近年のスマホシェア率に顕著に現れています。

Huawei(中国)という企業がApple (アメリカ)という大企業をシェア率で抜き、

他の中国企業がトップ帯に出ようとしています。

 

 

まとめ

ハイスペックなスマホは変わらず日本では人気があります。

しかし、安くて実用的なスマホも沢山ある中、貴方はどのスマホを選びますか?

そして世界の人々は、どんなスマホを買うと思いますか?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

最後に関連記事をリンクしてありますので、良ければ見て下さい。

 

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