用途別で選ぶPCモニターと最適サイズ
用途別に選びやすい様、モニターについて書いていきます。
用途別の選択を
PCのモニターはどれも同じな様で実は用途により向き不向きがあります。機能やスペックの見方を説明して上でおすすめのPCモニターを導きます。
解像度
現在、 PCモニターの解像度は主に4K(3840×2160)、WQHD(2560×1440)、FullHD(1920×1080)があります。4KモニタはFullHDの4倍の情報を表示でき、キレイな映像を表現できます。
液晶パネルの種類
大きく分けて3種類のタイプがあります。
①IPSパネル
特徴は、視野角が広く色が鮮やかですが、応答速度は遅めのパネルです。
②VAパネル
特徴は、コントラストが高く明暗の差を大きくでき、シャープに表現できるパネルです。
応答速度がIPSパネルより早く、動きの速い動画でも残像が残りにくくなっています。
③TNパネル
特徴は、応答速度が速いが視野角が狭いパネルです。
割と安価なパネルです。
端子の種類
①HDMI端子
現在の主流の端子でこれで映像と音の情報を一本のケーブルで送信できます。
②DVI端子
少し前まで主流で使われていた端子です。
③D-sub端子
アナログ端子で古いPCで使われています。
④DisplayPort端子
デジタル端子でサイズが小さく、こちらも映像と音を送信できます。
自分のPCの端子と同じものを選びましょう。
場合によってはHDMI×2の様なモノだと便利かもしれません。
用途別おすすめモニタ
①ネットサーフィンや動画再生用、作業用
VAパネルやIPSパネルがおすすめです。
多人数で動画を見たりするという方は、視野角の大きいIPS一択になるでしょう。
サイズも27インチ〜が良いかと思います。
長く使う事を考えると解像度は4Kが良いです。
一人で作業や動画再生が多いという場合は、IPSパネルやVAパネルが候補です。
サイズは23〜32インチくらいが良いと思います。
解像度はサイズが大きければ4Kで小さければFullHDで良いかと思います。
②ゲーム用
ゲームをする場合、反応速度の速いモニターでないと勝てません。
リフレッシュレートというものがあり、一秒間に画面を更新する回数を表した数字です。
このリフレッシュレートが大きい数字のものがおすすめです。
具体的には、応答速度が〜1msでリフレッシュレートが144Hzが良いと思います。
TNパネルが主流ですがIPSでもこのスペックのモニタが出ています。
サイズは23〜27インチが良いかと思います。
解像度はFullHDが主流ですがWQHDも出ています。
このタイプのパネルは趣味性が強いので価格と相談です。
また、パネルの光沢、非光沢があります。
作業などは非光沢がおすすめです。
光沢だとキレイに見えますが光の写り込みなどが発生します。
好みで選んでみて下さい。
最後に
HDR(ハイダイナミックレンジ)というものがあります。
従来よりも輝度の表現できる幅が広くリアルな映像を表現できます。
今後は当たり前になる機能だと思いますが、今現在では付いているモニタは少ないです。
映像にこだわりたい方はHDRがあるモニタがおすすめです。