【最初は硬いので準備運動が必要】イヤホンのエージングについて
結論から言うと買ったばかりのイヤホンの音と
使い込んでからのイヤホンの音は違います。
イヤホンは内部にスピーカーが入っており、
振動板と呼ばれる振動する部分があります。
最初はこの振動部分が滑らかに動きません。
音を鳴らしてあげたり、
エージングという音の鳴らし運動する事で本来の実力が発揮できます。
本記事は、このエージングについての説明記事です。
イヤホンのエージングとは
イヤホンには再生周波数というモノがあります。
例えば、20Hz-20kHzだと低音が20Hzで高音が20kHzになります。
音を鳴らせる範囲になります。
製品を出荷する時に作動確認はあるとは思いますが
1Hz単位で音を鳴らしていないので
最初は音がこもっていたり、硬い感じの音がする場合もあります。
エージングとは、再生周波数を1Hz単位で鳴らして上げる事で
イヤホン本来の性能を引き出す作業となります。
普段聴いている曲を流すだけでも
エージングになりますが、その曲に使われない周波数は
鍛えられないので(その曲で使われる部分は馴染む)
エージング専用の音源があります。
エージングのやり方
エージングは、音量は普段聴くくらいか少し大きめで流します。
先程の様に自分のよく聴く曲を流す方法があります。
これにより、自分の好きなジャンルの音が馴染みしっかり音が出る様になります。
また、ノイズを使った方法があります。
ピンクノイズとホワイトノイズと呼ばれる音源を流す事で収録された周波数が馴染みます。
高音の音割れする場合、ピンクノイズを使うと改善すると言われています。
ピンクノイズは高い周波数のレベルが低く低い周波数のレベルが高い波形になります。
これにより上記の効果が期待できるとされます。
ホワイトノイズは全ての周波数を均等に鳴らすので全ての周波数でエージングができます。
エージングの時間
イヤホンの場合、エージング時間は30時間前後とされます。
イヤホン専門メーカーのAVIOTも自社の製品のエージングをオススメしています。
TE-BD21f-pnkの商品についても
30-50時間エージングをする事で音の成長を楽しめるとしています。
この事からも興味があればエージングをオススメします。
ちなみにイヤホンのレビュー記事を最後にリンク貼っておきますので
興味あるイヤホンなどあればみて下さい。
エージング音源の入手
エージングの音源はCDもありますが、YouTubeでも投稿されています。
エージングというアプリもありますのでググってみると出てきます。
音響メーカーのChord&Majorのサイトでも1時間でエージングを終わらせるモノもあります。
1時間でエージングを終わらすモノは負荷がかかりそうなので
音量少なめでやった方が良いかもしれません
(自己責任でお願いします)。
エージングの効果
自分はスマホで音楽を聴くのでYouTubeのノイズを使ってみましたが
音がしっかり出る様な気がします。
自分が愛用しているイヤホンも
Mavin Air-XRも最初はこもった感じがありましたが
(イヤホン選び失敗したと思いました)
エージングや使い込んでいくと確実に最初のこもりがなくなりました。
耳が慣れたからではなく、
明らかに音の方が変わった感じ、つまりエージングです。
まとめ
エージングは、科学的根拠がないなど言われる事もあります。
しかし、人間の耳で感じる事ができる
(自身で実感している)ので音に硬さを感じている方にオススメです。
KotaroBlogでは、イヤホン関係の記事が他にもあります。
興味ある記事があれば読んで頂ければと思います。
【コンパクトで超軽量!高音質でおすすめ】完全ワイヤレスイヤホンMavin Air-XRレビュー
【失敗しない為の選び方】メリット・デメリットを理解してイヤホンとヘッドホンを選ぼう
【おすすめイヤホンとその選び方】イヤホンの種類と接続方法の違いについて
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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