【eSIM(イーシム)】確実に普及していく次世代SIMカード規格って何?
最近『eSIM』という機能が
注目し始めています。
スマートフォンの通信サービスを
利用する際に必要となる
SIMカードというチップがあります。
eSIM対応スマートフォンは
このSIMカードが設計の時点から
組み込まれいます。
既に『eSIM』が入っているので
SIMカードを入れ替える必要がなく
オンライン手続きのみで利用が開始できます。
詳しく見ていきましょう。
SIMカード・eSIMについて
<SIMカードについて>
スマートフォンの通信サービスを使う際に
必要となるSIMカードというチップがあります。
SIMカードは通信サービス事業者が設定した
パスワードのような情報が入ったチップと思って下さい。
(契約者を特定する信号も出しています)
このデータがないと通信サービスにアクセスできません。
皆さんのスマートフォンにはSIMカードが入っています。
<eSIM>
最近、eSIM対応スマートフォンが発売されています。
eSIM対応スマートフォンは
SIMカードが既に入っています。
プロファイルというデータをダウンロードして
スマートフォンに設定しeSIMに書き込む事で
通信サービスの利用を可能にします。
スマートフォンのeSIM化は当たり前の様に
進んでいきます。
5Gの通信サービスが普及している中
車の自動運転や医療の遠隔治療・
ドローンの遠隔操作・IoTなどにもeSIM技術が
必要とされます。
eSIMの普及
NTTドコモやKDDI・ソフトバンクに対し総務省から
格安SIM業者のMVNOへ『eSIM』機能を
開放・提供するように要請がありました。
(2020年5月)
今のところ大手3キャリアと
楽天モバイル・IIJという通信業社のみの
対応となっています。
普及を急いでいる背景には
コロナウィルスとも関係がありますが、
国際社会において『eSIM』を
使いこなす必要もあります。
eSIMメリット
例えば、
海外の通信サービスを利用する際も
以前は現地でSIMカードを調達する必要がありました。
eSIMを使用すれば
事前でも到着後でも契約したら
即時使えます。
<メリット>
eSIMのはSIMカードが内蔵されているので
eSIM対応の通信サービスであれば
差し替えの必要はありません。
サービスを利用する際も
オンラインで手続きが終わり
設定が終われば即時・即日利用可能となります。
対応スマートフォン
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11Pro
- iPhone 11Pro MAX
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
eSIM対応のスマートフォンは、まだ少ないです。
まとめ
今年の課題としては、
- キャリアのMVNOへのeSIM技術の提供
- 格安SIM業者(MVNO)のeSIM対応化
でしょうか。
日本において、
これが進まない事にはスマートフォン以外の
製品(車・遠隔医療機器・ドローン・IoTなど)
の製品の普及も進みにくいです。
さらに世界のeSIM化の普及と共に
世界の社会環境も変化していきます。
世界基準のeSIM規格を
早急に取り入れる事は大きなメリットですし
重要視すべき点です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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